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「その…保名さまと夫婦に…って。」
あぐりは不思議そうに首を傾ける。
「なぜ?だって、保名さまと葛の葉さまはとってもお似合いよ。お二人を見ているとなんというか…ほゎ~んとするんです。」
「…?」
私は、どう答えようか悩んだ。ど、どう返せばいいの。でも、保名さまの屋敷に来てからは、私はすごく幸せだ。人間じゃなのに…。こんなに幸せでいいの?それに…保名さまと夫婦だなんて…。これ以上に幸せになっていいのかな?許されるのかな?
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