~第2章・センタイン【Ⅱ】~

4/6
前へ
/90ページ
次へ
~夜の酒場~ 客A「酒を持ってこい~!」 ゴルゴ「悪いな。遅くなってしまった。」 トモヒロ「気にすんな。」 マサシ「では、本題に入ろう。まず、明日の夜に囮(ゴルゴ)を路地で歩いて貰う。次に、俺らは聖水で姿を消して囮の後を歩く。最後に、盗賊が来たら囮に渡した【物】を盗ませる。そして、俺らが追跡する。………と、言うことだ。」 ゴルゴ「……1つ気になるのだが?」 マサシ「何だ?」 ゴルゴ「【物】とは、何だ?」 マサシ「ああ。【物】ね。要するに、薬草を世界樹の葉を加工する。」 トモヒロ「おいおい、薬草を買う金なんか有るのかよ?」 ゴルゴ「薬草?それぐらいなら………ほい!やるよ。」 マサシ達は、薬草を入手した。 マサシ「良いのか?」 ゴルゴ「俺は、優しいんだ。」 トモヒロ「で、加工は誰がするんだ?」 マサシ「それは、俺がする。」 トモヒロ「じゃあ、明日の夕方ここに集合な。………前夜祭だ!飲みまくるぜ!」 今日の飲みっぷり。 マサシ…ジュース3杯。 ゴルゴ…ビール7杯。 トモヒロ…ジュース未知数。 トモヒロ「あ~腹痛い~(泣)」 ゴルゴ「じゃあ、解散!」 マサシ「お休み~!」 ~次の日~ マサシ「お~い。ゴルゴ起きろよ。」 返事がないただの屍(しかばね)のようだ。 マサシ「嘘だろ………。嘘だろ!……ん!これは!?ダイイングメッセージ!」 逃げろ この町に……… マサシ「ここで、ダイイングメッセージが終わっている。」
/90ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加