~第2章・センタイン【Ⅱ】~

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さまよう鎧の攻撃。 さみだれ斬り! ピーターはひらりと身を回避した。 トモヒロは左足にかすり傷をおった。 ピーターは、トモヒロに薬草を与えた。 トモヒロ「助かった!」 マサシの攻撃! ガキン! さまよう鎧にダメージを与えられない。 マサシ「まじかよ!」 トモヒロの攻撃! トモヒロ「うりゃ~!」 ガン! さまよう鎧は、よろめいた。 トモヒロ「よし!皆、あの傷口に集中攻撃だ!」 キメラ「行け~!」 キメラは、くちばしでつついた。 バキッ! さまよう鎧は、片膝を地面に着けた。 さまよう鎧は、まだ立ち上がれない。 ピーターの攻撃。 ピーター「終わりだ~!」 ザクッ! バラバラ… さまよう鎧は砕け散った。 マサシ「やったのか?」 ピーター「ああ。」 トモヒロ「で、何でゴルゴが殺されたんだ?」 ピーター「お前達は、昨日酒場で前夜祭をしただろう?あの後、ゴルゴが俺らのアジトを探ってるのを仲間が見つけて、ボスに報告した訳だ。」 マサシ「じゃあ、何で俺達が狙われてるんだ?」 ピーター「俺は、ゴルゴに逃げろって言ったんだ。しかし、それがま仲間に見つかってボスに………。そして、外でゴルゴが殺された後、俺は遺体を宿屋まで運び、隠れてた………。要するに、勘違いだ。」 マサシ「そうだったのか……。俺は、ゴルゴの仇を討たなければ気がすまねぇ!場所を教えてくれ!アジトの場所を!」 ピーター「…………ああ。ここから、北に行った所の洞窟の中だ。」 マサシ「ありがとう。行ってくる。」 ピーター「…………」 トモヒロ「達者でな。」 キメラ「頑張れ。」 ピーター「………待ってくれ!俺も一緒に行く!」 マサシ「じゃあ。早く来いよ!」 ピーターが仲間になった。 ~続く~
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