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「それでも、この土地にいる魔術師は1つ。こんな魔術協会に隠匿するような戦いに7人も魔術師が集まるだろうか」
「大丈夫ですよ」
ラッツァーは、即答し、悪魔のような笑みを浮かべた。
「この学校の、一部見込みのある生徒に噂を流したんですよ……。
『明日、こういう儀式を行うと、何でも願いが叶うチャンスが手に入る。
その為には、昔の遺物が生け贄で必要だ』って感じで」
ラッツァーの言葉に、サナユは完全に怒った。
こんなことをすれば――、
「お前は、重罪人だ!
分かっているのか!殺されるぞ!
それに、ガキに殺しあいをさせるだと!」
魔術が、一般の人々の前に姿を表すことは、禁忌とされている。
「僕は、協会なんてこれっぽっちも怖くないそれに……」
僕は、この戦いが見れたら、死んでもいい……。
ラッツァーは、呟いた。
「それに、神レベルの戦いが見られるように改造したから。
楽しみですよ!」
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