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「朝ごはんだよ^^」
「あぃよ。」
眠い目をこすりながら布団から出る。
否、強制的に連行される。
「そいえばさ、俺育海が死ぬ夢見た。」
俺はこの時気付かなかった。
和泉の幼い笑顔が一瞬、
一瞬だけ曇ったことを。
「何それ(笑)超不吉な夢じゃん。」
相変わらずの笑顔で言う和泉。
やっぱこいつと話すの楽しいな。
長年一緒にいるからかな??
「ちょっと……ニヤニヤしないでくれる(笑)?」
「バッ!!ニヤニヤなんてしてねーよ。」
笑いながらリビングに降りた。
ただ、和泉の目は曇っていたけれど……。
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