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｢なぁ、朝飯3人分しかねーぞ。｣
疑問その１。そして疑問その２。
｢育海は??｣
２人は黙った。
重い雰囲気のなか、
流れるのは沈黙。
みんながそれぞれ出方を待っている。
その沈黙を破ったのが香奈。
｢なぁ仁……お前は信じられねーかもしれないけどな??育海は仕事
｢そう仕事ｯ!!育海ちゃん、仕事で泊まり込みなんだよぉ～。｣
和泉が香奈の話を遮った。
ここでは珍しくないので、俺はさほど気にしなかった。
｢なんだよぉ～。それくらい俺だって信じるさ(笑)｣
｢だっだよなぁ～。じゃあ朝飯……食べようか。｣
｢あぃよ(笑)｣
｢りょーかい!｣
『いただきまーす!!』×３
３人で笑った会話。
このときに２人の異変に気付いていれば…………
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