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「え……?」
「だから!!」
育海がひるんだ隙に腕から逃れ、向き直った。
―チュ
「ッッ///////」
「こぉゆうことだよ!!バカ!!」
脇腹に蹴りをいれて逃げ出す。
育海は顔を赤くしてつっ立っていた。
部屋から出たあとも、まだイマイチ信じられなかった。
【育海と両思い】
完全に諦めていた恋だからこそ、色々な意味でショックがでかい。
「両思いなんだ………//」
なんだか口に出すだけで恥ずかしくなってくる。
初恋だからかな……。
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