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「仁……、目瞑れ。」
「ん……//」
―チュッ
触れ合うだけのフレンチキス。
唇が離れ、目が合った。
思わず零れる笑み。
「ふふっ…育海、結構ヘタレだな(笑)」
「うっせーな、仁こそ顔真っ赤だったじゃねぇかよ(笑)」
「はぁ?意味わかんねぇ!!全然真っ赤じゃねぇし//!!」
「ほら(笑)」
「~~~~~~ッ////」
悔しくなって、そっぽを向いた。
「ったく……拗ねんなよ(笑)」
「拗ねてねぇよバカ//!!」
そっぽを向いたままの俺を
「耳まで赤いよ。」
と笑ったあと、育海は俺を抱き締めた。
後ろから抱き締められたのは、2回目だ。
「育ッ//「愛してるよ、仁。」
温かい体温、早くなる心音に、俺は改めて幸せを感じた。
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