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翌朝目が覚めると、隣に育海はいなかった。
「夢……だったのか……?」
不安になり、目から涙が零れる。
「いくッ……みぃ……。」
「どした?」
「……………は?」
ドアからひょっこりと現れた。
どうやら、朝食を作っていただけらしい。
「寂しかったのか?笑」
「ばっ…///ちげーよ…///」
逃げるように布団をかぶる。
育海は笑いながら、早く来いとだけ言ってドアの向こうへ消えた。
「ちきしょうッ……//何であんな余裕なんだよッ…//」
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