ばかやろう

3/9
前へ
/64ページ
次へ
翌朝目が覚めると、隣に育海はいなかった。 「夢……だったのか……?」 不安になり、目から涙が零れる。 「いくッ……みぃ……。」 「どした?」 「……………は?」 ドアからひょっこりと現れた。 どうやら、朝食を作っていただけらしい。 「寂しかったのか?笑」 「ばっ…///ちげーよ…///」 逃げるように布団をかぶる。 育海は笑いながら、早く来いとだけ言ってドアの向こうへ消えた。 「ちきしょうッ……//何であんな余裕なんだよッ…//」 .
/64ページ

最初のコメントを投稿しよう!

32人が本棚に入れています
本棚に追加