第2話

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私は足早に家に帰る ガチャ 母『おかえり』 綾『………』 あの日を境に親と話さなくなった 母が私を売らなければ… 今頃こんな気持ちにならなくて済んだのに… 私は部屋に戻ると 自分のベッドにダイブする 綾『はぁ……』 ハッキリ言うと… 私には居場所がない 学校に行ったら克也がいる 帰る前には克也の家に行って やっと帰れたと思ったら私を売った母がいる 私は学校も帰っても 居場所がない 唯一の救いは祐治だけ 綾『お父さんが…借金を残さなかったら…私はこんな事にならなかったのかな』 私は毎日毎日 苦しい思いをしながら生きていく  
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