3人が本棚に入れています
本棚に追加
/302ページ
バッシュ『いや…なんでもないぜ!』
ルド『そうか。それなら良かった』
皆で話しながら歩いていると…ヤスヒラが気になることを言った。
ヤスヒラ『そういえばよー最近…ずっと向こうにある工場で何か作ってるらしいぜ…。』
向こうにある工場?あの魔法結界の先にある工場のことか。
ルド『でもさ、お母さんたちが張ってくれた魔法結界があるから大丈夫でしょ』
バッシュ『そうだなー。この山含め村周辺には結界があるから大丈夫だろう!』
ファシス『……結界か』
魔法結界と言うのは、敵からの襲撃を防ぐためにはった盾のようなものである。一度外にでたら結界が解除されるまで中に入ることはできない。
しばらく歩いていると、明かりが見えた。どうやら山の頂上らしい…。
ファシス『やっとか…。正直疲れたな』
皆、疲れていた。
山の中を出ると空気が気持ちいい。山の中は風が気持ちよかったけど…空気は山の外のほうが気持ちいい。
ルド『疲れちゃったね……でも…これは』
山の頂上から見た光景は思ったよりもすごかった。村、工場、見たことのない無数の建物。
(あの建物はなんだろう。いっぱいあるみたいだけど。村みたいなのかな?)
最初のコメントを投稿しよう!