第2話 心の思い出

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バッシュ『いや…なんでもないぜ!』 ルド『そうか。それなら良かった』 皆で話しながら歩いていると…ヤスヒラが気になることを言った。 ヤスヒラ『そういえばよー最近…ずっと向こうにある工場で何か作ってるらしいぜ…。』 向こうにある工場?あの魔法結界の先にある工場のことか。 ルド『でもさ、お母さんたちが張ってくれた魔法結界があるから大丈夫でしょ』 バッシュ『そうだなー。この山含め村周辺には結界があるから大丈夫だろう!』 ファシス『……結界か』 魔法結界と言うのは、敵からの襲撃を防ぐためにはった盾のようなものである。一度外にでたら結界が解除されるまで中に入ることはできない。 しばらく歩いていると、明かりが見えた。どうやら山の頂上らしい…。 ファシス『やっとか…。正直疲れたな』 皆、疲れていた。 山の中を出ると空気が気持ちいい。山の中は風が気持ちよかったけど…空気は山の外のほうが気持ちいい。 ルド『疲れちゃったね……でも…これは』 山の頂上から見た光景は思ったよりもすごかった。村、工場、見たことのない無数の建物。 (あの建物はなんだろう。いっぱいあるみたいだけど。村みたいなのかな?)
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