第3話 恋?

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次の日。 ルドは母親の作ったご飯を食べ、簡単に仕度を整え魔法学校へ向かった。 魔法学校と言うのはこの村にある小さな学校のことである。ある程度の魔法に関する知識を18歳まで習う場所である。 この学校は年齢で勉強する科目が違う。クラスは人数が少ないので年齢に関係なく教室が同じ。 歩いていると、声をかけられる。 ヤスヒラ『よーう、ルド!お・は・よ・う!!』 ルド『そんな大きな声で言わなくても聞こえるって…。おはよう。ヤスヒラ』 ヤスヒラ『ところでさ… 昨日のことおぼえてる?』 昨日のこと…山の頂上に行ったことか…?いや…そういえばヤスヒラが女の子のことで相談していたような。 ルド『ああー。好きな子に告白しようとしてるんだっけ?』 慌ててヤスヒラは口を手でおさえてきた。小さな声で耳元に何か言っていた。 ヤスヒラ『馬鹿声がでけえよ!告白はいずれする!だけど、今すぐするなんて言ってないだろ!それに…』 無理やりヤスヒラの手をどかした。 ルド『ちょっと…話が進みすぎ!今すぐなんていってないでしょ!』 ヤスヒラ『そういえば…そうだったな!』 こんなアホらしい会話をしながら、学校に向かっていく。
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