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凄い… 素直にそう思っていた。
ルドは生まれたときから何の属性も持っておらず、魔法が使うことができない…。だから、魔物に襲われたときは二人に頼ることしかできない…。そんな自分が嫌だった。
そのまま頂上目指して歩いていた。
ルド『本当、ヤスヒラ凄いね!初めて心の底から凄いって思ったよ!』
ヤスヒラ『あのなー初めてって!終わってんな!』
何が終わったんだ?…本当に馬鹿だな。こういうところは。
ファシス『しばらく歩いてるけど… 頂上… 見えないな。』
たしかに。頂上が見えてこない。そう思った。
その時、草むらから何かが動き… ルドに向かって飛んできた。
ルド『あっ…!』
声を上げる間も無かった。何かは持っていた剣で襲いかかってきた。
もう駄目かと思った。
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