10人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
シェンロンが囁く…
「またかよ~もういいやっ、さっさと願い事言ってよっ」「………。」
おっさんは黙っている。
「大王様?どうしたんですかっ?」
庵犯万が心配そうに右の顔をちぎって渡そうとしている…。
「……………ナ…」
!?
「わしも冬の○ナタみたいな純愛物に出演したいっっ!」
「?取り合えず願いは叶えた~~~~~!」
緑色に輝く龍がその言葉とともに目が眩むほどの光を発し辺りを包む!
光のせいで目が眩んでいる。すると…?
…チャチャチャチャ~ン🎵チャチャチャ~ンチャ~ン🎵
どこかで聞いたメロディーが…?
おっさんは次第に視力を取り戻し、目を開けてみた…!?そこは、真っ白な雪に覆われた銀世界!?
「アンニョンハセヨ~~」
しかもなんとユジ○!?……ではなくバタ○の姿もっ!?どうやら交通事故に遭って、小説やドラマにお決まりの記憶喪失というやつだろう。(本編とは逆だね)
ちょうどいい!いっぺん禁断の愛ってのもやってみたかったのじゃ!
「お嬢さんっ僕の家へきんさいやっ」
山口弁丸だしである。
「行くだハンミダ!」
手を取り合い、白い世界を駆け抜ける二つのシルエット。まるで今までの出来事が何も無かったかのように無邪気な表情を浮かべるおっさんと○タコ…。
いったいどうなってしまうのだろうか…?
最初のコメントを投稿しよう!