2

20/25
前へ
/145ページ
次へ
腰にバスタオルを巻いて 部屋に戻る。  「ふぅ‥‥あったかーっ」 冷蔵庫にある牛乳を一気飲みする。 あれ‥ そういえば、上條が見当たらない。  「上條‥?」 か細い声で呼んでみるけど、 返事はなかった。  「かみじょ‥‥‥っ!」 心配になって、 部屋の奥へ入って行くと、 私服姿で椅子に座って 本を読んでいる上條がいた。 わっ‥ メガネかけてんの初めて見た。  「かっこい‥‥。‥てあほか//」 思わず呟いていた言葉に 自分でも驚いて慌てて口を噤む。 .
/145ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1043人が本棚に入れています
本棚に追加