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 「じゃあ、そうしようかな!」 笑顔の僕に安心したのか 百合は微笑んだ。 かわいいなあ‥百合は 本当にうらやましい。 こんなにかわいかったら 上條が好きになるのも無理はない‥よね 上條の気持ち、わかんない  「じゃあ、バイバイ!」  「うん、じゃあねっ」 お互い手を振って歩き出す。 いつも車の窓から見てた 景色を歩く。 あれ‥なんでだろう あれだけ1人で帰りたかったのに 1人で帰るのって こんなに寂しいものなんだ‥ いや、きっと 上條がいないから寂しいんだ 僕は上條が好きなんだ 好きなんだ‥‥‥ .
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