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「じゃ佐紀ちゃん俺帰るから一希に帰ったって言っといて」
「えっ！ 帰るの？」
「俺邪魔みたいやから 佐紀ちゃん頑張ってね」
「ありがとう犬神君」
それだけ言うと支払いをして出て行った晃斗。
「お待たせって晃斗は？」
「帰ったよ」
「なんやねんあいつ せっかく佐紀ちゃんに会いたいって言うから連れてきてやったのに」
何も知らない一希は勝手に帰った晃斗を怒っていた。
「一希君犬神君の事そんなに怒らないで…お願い」
「佐紀ちゃんがそこまで言うなら仕方ないな」
「ありがとうそれともう1つお願いがあるんだけど…」
「何よ佐紀ちゃん」
「これからさきに付き合ってくれる？」
「そんな事言わんでも付き合うに決まってるやん」
ファミレスを出た一希と佐紀は公園に向かった……。
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