歴史が動いた時

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タマ:『それは?』 アース:『自分が誰なのか……どこから来たのか……』 プルート:『ルーツ探しって訳だ。』 タマ:『ルーツ探し?』 プルート:『ロケット団に入って、大きな事を仕出かして、メディアにも大きく取り上げられて、誰の記憶にも刻まれるような事を成す。』 アース:『有名になれば、自分を知ってる人が現れるかもしれない……』 プルート:『そう、考えたわけだ。』 タマ:『望夢…相当淋しかったのね。』 プルート:『というより、不安だったんだろうよ。』 タマ:『これが………望夢がロケット団を続けたもう一つの理由。』 沈黙が続いた。予想以上に落ち込む珠真をみて、元幹部達は悪い気がした。 タマ:『でもなんか不思議~。今の話しだと望夢が現れたのは7/19。あたしの誕生日と一緒なんだな😃』 プルート:『⁉オィ、お前今何て言った⁉⁉』 タマ:『へ?誕生日が一緒だなぁ、って……』 プルート:『これは……いや、まさか……………。』 アース:『いきなりどぉしたんですか?プルートセンパイ?』 プルート:『アース、確かお前が全ての科学賞をとったのも7/19だったよな?』 アース:『ぇっ?ぁ、はい。』 プルート:『そして、俺が政府から文学会から追放されたのも7/19……』 タマ:『すごーい✨皆一緒だね😃』 プルート:『そして俺達は皆出会った。ただ出会っただけじゃない。お互いの運命を変えるほどの影響力を持ち合わせながら出会った。』 アース:『何か関係ぁるんですか?』 プルート:『昔読んだことがある文献の中に【因果調和】つう本があった。それによれば、 【己の運命を決める物。 それは因果によって結ばれる。 そして、己の運命を変える者。 それの因果と調和する。】』 タマ:『それって……今回の私たちと全く同じ?』 プルート:『あぁ。つまり、7/19。この日に望夢のルーツ起源のヒントがあるとみて間違いなさそうだ。』 タマ:『7/19………。』 アース:『は➰ぃ‼望夢センパイの話はォ➰シマィ😃で、あんたはぅちの発明した、この便利な転送装置が欲しぃんでしょ?』 タマ:『え…あっ、そぅそぅ‼欲しい欲しい‼』 アース:『ハィ、あげる😃困った事があったら連絡くれてもぃぃからね😉じゃぁ✋』 アースは足早に立ち去って行った。プルートもそれに続いた。 タマ:『変なの➰』
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