イーブイハウス

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二人は成り行きで同じテーブルについた。 カーズ:『俺はカーズ。18歳で、トレーナー歴⑤年。今年やっとスーパーボールカップの出場権を獲得したんだ。』 タマ:『私は珠真。14。トレーナー歴はまだ⑤ヶ月。それにしても、カーズって何となく言いづらい………【カズ】でいい?』 カーズ:『別に呼び方はどうでもいいよ。』 タマ:『へへ🎵それよりスーパーボールカップ出れるんだ。カズ凄いね✨』 カーズ:『そうか?⑤年もかかっちまったしな😅タマは①年目だしモンスターボールカップか?』 タマ:『ぅうん。私もスーパー目指してるの‼』 カーズ:『まじ⁉初っ端からか⁉』 タマ:『まだ出れるって決まった訳じゃないけどね😅』 カーズ:『目標に出来るだけスゲェよ‼』 タマ:『アハハo(>▽<)oThanks👍。でもね、まだ手持ちすら揃ってないんだよねぇ😢』 カーズ:『こだわりとかあんの?』 タマ:『イーブイが欲しいの‼‼‼昔っからの憧れで💕💕💕』 カーズ:(この女の子可愛いな………って、そんなことより……) 『ふ~ん、タマはイーブイが欲しいんだ。だったらいいとこが知ってるぜ。』 タマ:『いいとこ?』 カーズ:『イーブイハウスってとこでな、文字通りイーブイがいっぱいいてだな…』 タマ:『イーブイがいっぱい……』 珠真の頭の中には珠真を取り囲み戯れている沢山のイーブイの様子が鮮明に投影されている。そんな妄想で珠真はぼんやりしているようだ。 タマ:『イーブイがいっぱい…』 カーズ:『話…続けていいか?』 タマ:『あっいいよ💦』 カーズ:『でな、そこに行ってもし、イーブイと仲良く慣れたらそのイーブイを貰えるんだってよ。』 タマ:『ホントに⁉それどこにあるの⁉⁉』 カーズ:『えっと、この先に…』 カーズはイーブイハウスの場所を説明しようと思ったが、珠真の顔をみて躊躇した。 タマって、なんかいいな。凄く一途っていうか……… うん、やっぱ可愛いな…………… もう少し一緒にいたいな。 カーズ:『ちょっとここから距離はあるけど、俺行った事があるから案内するよ‼』 タマ:『ホント⁉ラッキー‼ありがとね✨✨』 こうして珠真とカーズの旅が始まった。
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