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カズ:『ひでぇ奴がいるんだな💥』
タマ:『うん………』
珠真はポーとピカの方を見た。そっぽを向いているピカをポーは心配そうに見ていた。
マナミ:『実は悩み事はもう一つあってね………』
タマ:『何ですか?』
マナミ:『最近ね、どうやらポーは外の世界に憧れてるみたいなの。だから、出来れば、仲良くなったトレーナーと旅に出させてあげたいんだけど……ピカ君があの調子だからね。』
タマ:『……分かったわ。』
カズ:『何が?』
珠真はポーとピカの方へ近づいて行った。ピカはすかさず警戒体制に入った。珠真は②匹の前で足を止めた。
ピカ:『ビカ?』
ピカはあからさまにお怒りだ。
タマ:『あなた、ピカ君っていうのね。一つだけ、私の意見聞いてくれる?』
ピカは頬に貯めてた電気を体内へ戻した。
タマ:『ありがと。でね、私は………………
ポーと一緒に旅をすることにしました‼』
マナミ&カス&゙ポー&ピカ:『⁉⁉⁉
』
タマ:『もちろん、あなたがそれに反対なのは分かってる。だ・か・ら、私とポーを賭けて勝負よ‼』
カーズ:『珠真、何言ってんだよ‼そいつは人間に心を閉ざしてるから何を言っても…』
マナミ:『待って。ピカ君が。』
ピカは一歩前に出た。そして珠真の顔をじっと見つめたかと思うと小屋の外へ出て行った。
タマ:『アハ🎵アリガト、ピカ君✨』
珠真はピカに続いて外へ出た。
カーズ:『へ?何今の?』
マナミ:『ピカ君は珠真チャンの要求を受け入れたみたいね。』
カーズ:『まじ⁉』
マナミ:『心配ね。私達も外へ行きましょ。』
カーズ:『おぅ。』
カーズとマナミ、それからポーも続いて外へ出た。
イーブイハウスの外。
タマ:『さっ、始めるよ‼ヘルガー、頼んだよ✨✨』
ヘルガー:『ヘル‼』
珠真とヘルガーはこの一週間でかなり息は合っている。
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