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ピカ:『ビカ‼』
ピカは強烈な電気ショックをいきなり放った。
タマ:『ヘルガー、かわして‼』
ヘルガーは後方に跳びはねてかわした。
タマ:『着地と同時に火炎放射‼』
ヘルガーは命令を聞いて素早く着地の体勢に入った。
ヘルガー:『ヘルガァアァ‼』
ゴォォオォ‼‼
繰り出された火炎放射は一直線にピカに向かっていく。
しかし、ピカは微動だにせずニヤッと笑った。
ピカ:『ピガァヂュー‼』
ピカは10万Vを放った。ピカの10万Vは火炎放射を破っただけでなく、そのまま突き進みヘルガーを襲った。
バリバリバリバリ⚡⚡
タマ:『大丈夫ヘルガー⁉⁉』
ヘルガーは体をブルッと振って気合いを入れ直した。
カーズ:『おっーやってるやってる。どちらかと言えば珠真が押され気味か?』
マナミ:『ピカ君ったら、あんなに楽しそうにしちゃって…。初めて見たわ、あの子の笑顔……』
う~。
さすがに咄嗟の火炎放射じゃ敵わなかったか。それにしても凄い電力ね。さて、どうしたものか……
珠真があれこれ考えているとピカは電光石火で突っ込んで来た。
ピカ:『ピカ‼』
タマ:『ヘルガー、カウンターの要領でかみ砕く攻撃‼‼』
ヘルガー:『ヘル‼』
ガキィン!
ヘルガー:『⁉』
ヘルガーは虚しくもピカを捕らえられなかった。
タマ:『影分身⁉』
ピカはいつの間にかヘルガーの横についていた。
ピカ:『ピッカ‼』
ピカはスピードスターを繰り出した。
ドガガガガガガ‼
ヘルガー:『ガ………』
タマ:『くっ、すばしっこいわね。』
ピカはヘルガーと距離をとり、またニヤついている。
あいつ油断してるわね。今なら火炎放射で………ううん、電気袋が少し膨脹して光ってる。しっかりと攻撃の準備は整えてるみたいね。火炎放射みたいな直線的で範囲の狭い攻撃じゃ破られちゃうわね。
だったら………
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