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タマ:『ヘルガー、悪の波動‼』
珠真が命令すると、ヘルガーはどす黒い闇のオーラをピカの方へ放った。
ピカ:『⁉』
ピカは迫り来る闇をかわそうとするが不可能なことに気付き、防御の体勢に入る。
オォォォオォ‼
悪の波動は瞬く間にピカを飲み込み吹き飛ばした。吹き飛ばされたピカが立ち上がり目を開けると、それにはすでにヘルガーがいた。
ピカ:『ピカ⁉』
タマ:『かみ砕く‼』
ヘルガー:『ガァァ‼』
がぶ‼‼
ピカ:『ビカァア😭』
ピカはヘルガーに噛み付かれたまま、苦しそうにもがく。そして溜めていた電気を放とうとした。
タマ:『ヘルガー、ピカを空中に放り投げて‼』
ヘルガーはぶんっとピカを投げ飛ばした。ピカは空中で無駄に放電してしまった。
タマ:『火炎放射で決めろ~‼』
ヘルガー:『ガァァアァ‼‼』
ゴォォオォ‼‼‼‼‼‼‼
火炎放射はピカにクリティカルヒットした。ピカは力尽き空中から落ちてくる。
タマ:『ピカを助けて‼』
ヘルガーは素早くピカの落下地点にたどり着き、キャッチした。
珠真はピカとヘルガーのもとに駆け寄った。
タマ:『ヘヘヘ、私の勝ちね😃』
ピカはフッと笑って目線をポーの方へ向けた。
マナミ:『ポー……珠真チャンが勝ったけど、あなたはどうするの?』
ポーは複雑な気持ちだった。長年?望んで来た外の世界へやっといける。でも、ピカを置いていっていいのだろうか?自分抜きで、はたしてピカは他の人(イーブイ)と上手くやっていけるのかと………
タマ:『さて、ピカ、敗者のあなたにもう一つ注文よ。』
ピカ&ポー&マナミ&カーズ:『??』
タマ:『あなたも一緒に行きましょ😃😃』
カーズ:『何を⁉珠真、そいつは人間に心を閉ざしてんだぞ‼』
タマ:『大丈夫よ😃ね、ピカ?』
ピカは下を向いて悩んでいる。と、いうよりはほうけている感じだ。
その時、ポーが珠真の肩に飛び乗った。
ポー:『ブイ😃』
ポーは珠真の肩の上からピカに微笑みかけた。
タマ:『行きましょ😃』
すぐに、ピカは諦めたかのように、珠真のもとにやってきた。
タマ:『よし‼イーブイとピカチュウゲット~✨✨』
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