69人が本棚に入れています
本棚に追加
タマ:『タツベイ、タッツベイ、どこにいる~🎵』
現在、トバリシティから西へ35㌔地点。タツベイのコロニーがあるという噂がある場所へ珠真はきている。
タマ:『う~ん、中々見つからないなぁ…。あっ、あそこに人がいる🎵聞いてみよーっと✨』
珠真は一人の60代半ばの老人を見つけ、駆け寄った。
タマ:『すいませーん!この辺にタツベイの生息地があるって聞いたんだけど…』
男:『タツベイじゃと‼お前もこの地を荒らしに来たやからか💢💢』
タマ:『えっ💦何々⁉』
男:『成敗してくれるわ‼』
男は持っていた鍬(くわ…農具)を振り回して珠真を追っかけ回してきた。
タマ:『待っ!危な‼ちょっ💦待って待って‼‼』
男:『問答無用‼💢』
タマ:『話しくらい聞かせて~😭』
すると、男はいきなりピタッと動きを止めた。
タマ:?
男:『いいだろう。話してやる。』
珠真はとりあえずホッとした。
男:『お前、名前は?』
タマ:『珠真って言います💦』
男:『わしの名前は博之(ヒロユキ)。さっきはいきなり追い回して悪かったな。この地には昔からタツベイやコモルー、ボーマンダが平和に暮らしておった。しかし、ドラゴンタイプの珍しさ故にタツベイ達を無駄に捕獲する奴らが出てきて数も大分減ってしまったんじゃ。それ以来、タツベイ狙いのやからが来るとどうも気が気でなくてな。』
タマ:『そうだったんですか………スイマセン、ヒロユキさん。私そんなこと知らないで…。』
ヒロユキ:『うむ、タマよ。お主はできたトレーナーじゃな。皆が皆お主みたいならいいのにのぉ。タツベイが欲しいのは分かったが、スマン諦めてはくれんか?』
タマ:『はい‼分かりました✨✨』
珠真はそういって立ち去っていった。
タマ:『あ~あ、残念⤵でもいつかきっと会えるよね✨』
珠真が森の中を歩いていると何やら話し声が聞こえた。
タマ:『あれ?向こうから何かが?人がいるみたい…』
珠真が恐る恐る近づくとそこには中年の男が③人いた。
タマ:(あいつらなんだろ?ん?あいつらが手に持ってるのは…………密猟用のモンスターボール⁉じゃあまさか⁉⁉⁉)
最初のコメントを投稿しよう!