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A:『そうだ‼それでいいんだ‼‼お前は常に俺の為に働け‼‼』
タマ:『……』
ヘルガー:『が・がぅ……』
珠真はふらつきながら必死に耐えながら立っているヘルガーに近付いていった。
ヘルガー:『ヘル?』
A:『何をする気だ?』
珠真はヘルガーの前にしゃがみ込みそっとヘルガーの頬に手をあてた。
タマ:『あなた、今まで苦労してきたのね……こんな男の下にいる必要はないわ。もう好きなとこへお行きなさい。』
ハンターA:『は?ぷ……あっーハッハッハッ😆笑いもんだぜ‼ヘルガー、噛み殺しちまえ‼‼』
ヘルガー:『が……がぁ、……ガァアァァ‼‼』
ガブ‼‼‼
ヘルガーは珠真の腕に噛み付いた。
しかし、ヘルガーにはあまり力は無かった。
タマ:『痛、』
珠真の腕から血が流れる。
エンペルト:『エンペ‼』
エンペルトは珠真が心配で駆け寄ろうとする。
タマ:『大丈夫だから。心配しないで。』
珠真はエンペルトを止めた。
タマ:『ヘルガー、大丈夫。あなたが好きな所へ行けばもう何も恐れる必要もないから。さぁ、お行き。』
ヘルガー:『………』
ヘルガーはそっと珠真の腕から口を放した。そして、森の中へ消えて行った。ヘルガーは一度珠真の方を向いてふっと笑い、また歩を進めた。
ハンターA:『なっおい💢』
タマ:『さてと、後二人!行くわよエンペルト‼』
エンペルト:『エンペ‼』
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