タツベイを救え‼

5/8
前へ
/53ページ
次へ
A:『そうだ‼それでいいんだ‼‼お前は常に俺の為に働け‼‼』 タマ:『……』 ヘルガー:『が・がぅ……』 珠真はふらつきながら必死に耐えながら立っているヘルガーに近付いていった。 ヘルガー:『ヘル?』 A:『何をする気だ?』 珠真はヘルガーの前にしゃがみ込みそっとヘルガーの頬に手をあてた。 タマ:『あなた、今まで苦労してきたのね……こんな男の下にいる必要はないわ。もう好きなとこへお行きなさい。』 ハンターA:『は?ぷ……あっーハッハッハッ😆笑いもんだぜ‼ヘルガー、噛み殺しちまえ‼‼』 ヘルガー:『が……がぁ、……ガァアァァ‼‼』 ガブ‼‼‼ ヘルガーは珠真の腕に噛み付いた。 しかし、ヘルガーにはあまり力は無かった。 タマ:『痛、』 珠真の腕から血が流れる。 エンペルト:『エンペ‼』 エンペルトは珠真が心配で駆け寄ろうとする。 タマ:『大丈夫だから。心配しないで。』 珠真はエンペルトを止めた。 タマ:『ヘルガー、大丈夫。あなたが好きな所へ行けばもう何も恐れる必要もないから。さぁ、お行き。』 ヘルガー:『………』 ヘルガーはそっと珠真の腕から口を放した。そして、森の中へ消えて行った。ヘルガーは一度珠真の方を向いてふっと笑い、また歩を進めた。 ハンターA:『なっおい💢』 タマ:『さてと、後二人!行くわよエンペルト‼』 エンペルト:『エンペ‼』
/53ページ

最初のコメントを投稿しよう!

69人が本棚に入れています
本棚に追加