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｢撫でるな！｣
｢わりぃわりぃ｡｣
｢早く手をどけろ｡｣
｢その強気なところも可愛いぜ♪｣
｢キモい！｣
どしゅ！
とりあえず鳩尾に頭突きをかますと立樹は爽やかに地面に膝をつき、痛みを堪えだした｡
ひ弱な奴め｡
俺の弱点を優しく撫でるからこうなるんだよ｡
頭はドキドキするし眠くなるし……畜生、少しときめいた｡
｢バカ、逝け！｣
｢だ、痛！やめろって｡｣
｢こっちとら色々あって苛立ってんだ｡｣
｢いだだだだ！｣
モテるからって余裕かましやがって｡ いつか絶対見返してやんだからな！
｢ああスッキリした。立樹何やってんの？早く座ろ｡｣
｢股間は……アカンて…｣
｢ふふん♪｣
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