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キーン コーン カーン コーン♪
「みょん。お昼だ。」
庭師の口癖の真似をしつつ立ち上がる。
俺は小夜伊がまだ椅子に座っているのを確認すると勇気を振り絞って近付いた。
「わ、輪島さん。」
「何のよう?」
ひっ!やっぱ目つきがこぇー
でも言わなきゃ。謝るんだ。
「あの…」
「?」
「お昼一緒に食べてくらさい!!」
……………ん?
俺今間違ったか?
しかも舌が痛い。ジンジンする。
確実に謝れてないよな?
「いいわよ。屋上で食べましょう。」
完っっ全にしくったーーーー!!
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