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｢夕紀。あーん｡｣
｢ほら夕紀。コレも食っていいぞ｡｣
｢ちょとアンタ食べさせ過ぎ何じゃないの？｣
｢輪島だってポッチーやりすぎだっての！｣
｢ふ、２人とも…俺食べるからさぁ…｣
｢｢肥るからダメだ!!｣｣
｢…はい｡｣
始まっちまった｡
小夜伊と立樹の恒例だった行事｡
小夜伊と付き合ってまだ間もない頃、最初は立樹から始まってそれに影響されたように小夜伊も始めた｡
今考えると軽い嫉妬心だったりするのかな｡
｢なんか……いいかも｡｣
｢｢は？｣｣
｢ん、んーん。なんでも。続けて続けて｡｣
｢｢そう。でだな！｣｣
こん時だけ２人とも息ピッタリだし｡ 変な奴ら｡
てか、これじゃあますます謝るタイミングなくなったじゃん｡
まぁ…２人とも楽しそうだから今止めはしないけどね｡
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