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「夕紀ちゃん軽~い。小夜伊ちゃんが言ってた通り、これじゃあ抵抗も出来ないね。」
「あの、美少女の月見夜鈴音さん。下ろしてください。」
「却下します♪夕紀ちゃんとハメ込み合うのが夢だった私にこのチャンスを捨てろっていうんですか?」
可愛くほっぺたを膨らませてもいけないものはいけません!
それにハメ込み合うって、キスだけじゃなかったんかい!!
「小夜伊ちゃんには悪いけど、別れてるんだから手を出してもいいよね。」
ぼふんっ。
俺をベッドに寝かせる月見夜さん。
ニッコリした顔が眩しいくらい近くにある。
……凄く、恥ずかしいぜ…
「はじめてじゃないよね?」
「いや…その、どうでしょう。よく分かんないです。」
こっちの体になってからはやってないし、小夜伊とはキスまでしたけどその先はやってない。
だって中学生だぜ?
俺は怖くて出来なかった。
赤ちゃんを下ろすムービーを見せられたからな。
まだ体が柔らかい赤ちゃんが細いバキュームホースに吸い取られてグチャグチャになっていくのを小夜伊いに体験してほしくなかった。
…――ん?なんだか冷静になってきたぞ。
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