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「嫌がってる割には抵抗がないな~」
「違っ!?なんかそこが…変でぇ…!」
なんじゃこりゃ、手足が痙攣する上に筋肉が収縮して抵抗出来ない。
腰は反り返るし…だ、ダメだ!
コツコツコツコツ――ガラ
「夕紀ちゃーん、大人しく寝てる?」
「は、はい!」
こ、こんな時に保健の田中先生!?
て、先生来たとたん小夜伊の手がよりアクティブに動きはじめた…
俺のふんわりマシュマロを虐めるんじゃない!
「や…止めなさい小夜伊さん。ぁ…バレるから……ひゃぁ。」
「イ~ヤ。夕紀の我慢する顔が可愛いから止めない♪」
「い、意地悪ぅ~…」
「あらあら、いつもの強気は?」
「…ん……コラ…小夜伊、止め……ああ!!」
ま、まずい。
変な声上げてしまった。
さっきから小夜伊の指が優しくて体がビクビクしてかなりピンチ!
下手したら昇天しそう…
でもそれだけは避けたいよ、男として。
「夕紀ちゃん大丈夫?」
「らめぇ…じゃ、ないです。…眠たくて……なんだかビックリしただけです。」
「なんだか呂律が回ってないわね?」
「大丈夫です……う!?」
――びゅくん!?
体が一段と跳ねる。
小夜伊の指が、ついに隙間に入り込んで……
「小夜伊…助けてょ……」
「夕紀可愛すぎ♪」
俺は女の子じゃない…よ?
こんな事なんてされたくはないけど……
頭のどこからか「受け入れて楽になれ」って聞こえてくる。
先生いるのに止まらない小夜伊。
後で絶対仕返ししてやる。
今体が言うこと聞かない分タップリと仕返ししてやる!
「あ…小夜伊……我慢、だよ?」
「ごめん、無理。」
「も、らめ…れす。」
畜生ツリ目、畜生甘えん坊!
この後どうなっても知らないからな?
俺は責任とらないないぞ?
小夜伊が全部悪いんだ!
大好きなプリン10種類……全部五個づつかってもらうぞおおお!
「うぁ…!!??」
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