Prologue

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「お、おう。ありがとな」 恥ずかしながらも小さな頭を撫でてやると、少し笑顔になって俯く。と、対抗心剥き出し幼女も黙っておらず 「いっちー!私もなでなで!」 「わかったわかった」 「ダメ。愛華は何も言ってないから」 玲那は俺の胴にヒシッと抱きついて、愛華に触らせないように体の位置を入れ替える 「あぁ~ん!私もなでなでぇ~!」 ウルウルと困った顔で俺を見つめながら、ピョンピョンと内股でウサギみたいに跳ねて駄々をこねる。 あぁ…萌えるとはこのコトを言………はっ!危ない危ない。 美女2人に心を奪わて急ぐコトを忘れるところだった。 気を取り直して…………………早く行かないと殺されそうなんだがね、まったく。
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