Prologue

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「うぅ……。あれ?一紀さん?」 視界が霞む。キョトン顔の夏ネェが二重に見える。いや、しかしいくら何でもおかしいだろ。頭もなんだか熱くなってきた 「いっちー帰ってきたの!?」 聞き覚えのある声がリビングから聞こえた。愛…華…? 「あ、愛華…。一紀さんがなんだかボーっとしてますの…」 今にも泣きそうな声で夏ネェが愛華にしゃべりかける 「いっちー?どうしたの?って体冷たっ!…え?いっちー?いっちー!?」 ………… 愛華が触れた瞬間、体を支えていたバランスが崩れ、目の前が真っ白になった
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