7月!暑い時こそ燃え上がれ!体育祭!

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泊まるって、勝手に決まっちゃった。 別に良いか。 恋人同士な訳だし、ありだよね? 母さんにも説明すればなんとかなるだろう。 隣でモジモジしている水樹を見ていると何がしたいのかが直ぐに分かる。 俺は気づかないふりをしているけど、水樹はもういっぱいいっぱいらしい。 そこで俺はこう言ってみる 「やべぇー手が冷たいなー。寒いなーなんか暖まるものとか無いかなー。手握ってもらいたいなー」 男なら自分から手を握るべきなんだろうけど、せっかく水樹から握ろうとしてくれてるんだ、助け舟を出すのも良いだろう。 ほら 「し、仕方無いな!私が手を繋いでやるぞ!べっべべべ別に私が繋ぎたい訳ではないのを分かっておけ!」 「やったー!手が暖まるー!」 終始笑顔なツンデレ水樹ちゃんでした。
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