彼女が泊まりに来たってさ!

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「ただいまー!」 「お邪魔します」 「おかえりー・・・あら!水樹ちゃんじゃない!」 「こんばんわ、お久しぶりです」 「あらあらいらっしゃい!本当、綺麗よねー!」 「あ、今日飯食ってくって。つか、泊まってくから水樹」 「はいよー。じゃぁ布団上持ってっとくね」 (あれ、あっさり?) (まぁ良いじゃないか) 玄関でのやりとりはここらへんにして、俺と水樹はリビングへ。 母さんは部屋で何かやってんだろうな。 母さんに俺が夕飯を作る事を伝え、台所へ。 するとそこに水樹がひょこっと顔を出す 「あ、あの、渉・・・私も、何か、手伝おう・・・か?」 何か考えてる言い方だな・・・あ、前言ってた事覚えててくれたんかな? 「ありがとう、じゃぁ野菜洗ってくれるかな?」 「よし、やろうではないか!」 彼女との料理だって 2828が止まんねぇ! 「今日は豪勢にしてやる!」 「ふふっ楽しみだぞ渉!」 ニコッっと微笑みかけてくれる水樹は本当に反則だ。 彼女だって意識すると今まで以上に可愛く見えるんだな せっかくだし、水樹に何か作ってもらおうか 「水樹、サラダ作ってくれるか?」 「渉が作るんじゃないのか?」 「水樹のサラダ、食べたいな」 「君の笑顔には勝てない」 出来た料理を運ぶ俺と水樹。 凄く充実している時間だった。 彼女って良いなぁああ! やっぱり2828止まんねぇ!
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