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こうして俺の水樹いじりが始まる
……はずだった。
「水樹、可愛いなぁやっぱり」
「・・・何が望みだ」
「いや、何も望んでないけど」
「そうか。渉がそんな事を言う時は必ず何かあるからな」
こいつ、分かってやがるな……!だが俺はめげずに恥じらい水樹を見るため、頑張るのだ
「ははっ、そんな事思われてるのか俺。ちょっと気をつけます」
と言いながら抱きしめてみた・・・のが失敗だった。
俺の体は宙を舞い、顔と床が見事にこんにちはをした。
「む、すまない。反射的に投げてしまった」
今日、俺は殺されるかもしれない。寝てる時少しでも触れたら俺終わりなんじゃね!?
水樹は申し訳なさそうな顔をして、倒れてる俺に手を差し伸べてくれた…
「ありがt・・うおっ!」
「・・・・・・」
…んだけど
予想GAY!な事件が起こった。
俺が水樹を押し倒す形になっている…いや、わざとじゃ無い。
足が絡まったんだよ!?
そしたら・・ね?
「お……まえ……」
「いや、水樹、違う。違うぞ!足が絡まったんだ!やめろ!そんな目で見ちゃらめえええええ!いやごめんなさいいいい!グハッ!」
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