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何度目かのキスの後、徐々に下がっていく唇。
既に俺のは土方の手で良いように扱われて、粘着質な水音で耳まで犯される。
「あんたちょっと感じ過ぎじゃねぇ?誰に開発されたんだよ」
「ッ…うっせ、て…休めんな!」
クラクラする。
雄の匂いも、部屋の湿気ったら空気も、全部混じって肺に入った時、効果は絶大だ。
「っとに…淫乱」
「言うなッて!アッ」
ヒッと、情けなく息を飲む。
途端に敏感な所にザラついた舌の感触がして、ようやく舐められてると分かった。
いつの日かと逆で、あんま上手くないけど、もどかしい甘さが堪らない。
無意識に土方の髪を掴んで、もっと奥までくわえるように促した。
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