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今日も暑いなぁ。時計をみると9時過ぎている。
特に予定がないといつまでも寝てしまう。
紘平の部屋からは掃除機をかける音が聞こえる。
紘平にいがかけてるのかな?と期待してお隣りをのぞきこむとおばさんで
こっちに気付くと掃除機を止めて
窓際に来てくれた。
「なっちゃん、おはよう。
もしかして起こしちゃったかな?」
きっとボサボサの髪なんだろうなぉと思い、手をなでつけた。
「ううん、大丈夫です。
あのぉ、紘平にいは?」
「あらっ聞いてないの?バイトよ!
おじのところでね。そこでウェイターよ。」
「えぇー。そうなんですか?」
だからここ数日会ってないんだぁ。
確か花火大会の次の日以来だよね。
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