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花火を見ながら
紘平のことばかり考えていた。
険しい顔になっていたのか紘平が心配している。
「やっぱり足痛いか?
ちょっと公園で座ってゆっくり帰ろうなっ」
「足は大丈夫だけど、ノド渇いちゃったぁ」
「よし、買って来るから
あっちのベンチに座ってろっ」
「一緒に行くよ!」
「走って行ってくるから
待って休憩してろ!」
と言って紘平は自動販売機を探すようにキョロキョロしながら走って行った。
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