花火

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「いやっ…やめて…」 ろれつが回らない。 「アイツとはもうやったんでしょ? お隣りさんなんだってねぇ。 気持ちいいこといっぱいしてるんだぁ 俺からは逃げてたのに… ちょっとぐらいいいだろ?」 真顔の知也の顔が近付きキスをしようとするのをかわし、顔を背ける。 恐い。 いつもヘラヘラしている知也じゃない。 助けて。恐い。 「紘平…にいっ…たすけ…て。 助けて!紘平!!」  
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