~理解~

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頭を下げている親子、二人とも何ともいえない、違和感を感じる……。 …上田城?それはどこの州にある城なのだ?また、曹操殿が新たな都市の名前でも付けたのであろうか?・・・ 関羽はそんなことを思いながら下げていた頭をあげる。 すると、そこには… ポカーンと口をおおきくあけて呆然としている幸村とその家臣達がいた… 「幸村殿いかが致した?」 関羽の声に反応して我に返る幸村 「はっ!?申し訳ない、関羽殿はあの、三国時代の英雄劉備玄徳の義弟、関帝こと関羽殿なのですか?」 「関帝と言うのは分かりませんが、いかにもその関羽ですが、幸村殿の父上は、曹操殿、孫権どちらに属しておられるのか?」 返答に困る幸村、しばし沈黙が訪れる
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