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「で、関羽殿これからどうするかをお悩みですか?」
「えっ!?」
関羽はまた驚かされた
「昌幸殿、あなたには全てお見通しなのですね」
「 」
昌幸は何も語らず、ただ笑った
「関羽殿、私の倅達はあなた達親子のことをかなり気に入っているようです、幸村はともかく信幸まであの様に楽しそうにしているのは父親でありながら初めて見ると言っても過言ではない顔でした」
昌幸は昨日の一件を影から見ていたのだった
「関羽殿、もし貴殿がこの時代で生きていく事を覚悟したのでしたら、この昌幸、信幸、幸村に力を貸して頂きたい」といい昌幸は土下座をした…
・・・この暖かさ玄徳兄者にどことなく似ている・・・
「昌幸殿、面を上げて下され、私の方こそ倅共々宜しくお願いいたします」
関羽は深く頭を下げた
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