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「昌幸、今の言葉は誠か?なれば我ら親子は信幸に従い沼田へと行くぞ」
頼綱の言葉に隣に座している頼康も頷く
「分かりました、叔父上、愚息を宜しく頼みます。原そなたはいかが致す?」
「私は、昌幸様と共に…」
「そうか…すまぬな、関羽殿貴殿等はいかが致しますか」
「私は、昌幸殿を主君と決めております」
「わっ私もです」
「………ヤダ」
「ん?どうした幸村?」』
昌幸が問いかける
「イヤだって言ってんだよ!!何で、何のためにそんな事しなくちゃ何ねぇんだよ!!兄上、俺は力ずくでもあんたを止めるぜ!!」
幸村の言葉を聞いた信幸がそれに答える…
「分かった、ならばお前を倒して私は沼田へと行くまでだ!!父上それでよろしいか?」
「分かった。お前達の気の済むようにしろ」
「兄上、絶対に行かせない」
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