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~信幸陣営~
信幸が戻ると一人の青年が走り寄ってくる。
「信幸様、万事準備は整っています」
「直知、そうか分かった…では始めるとするか」
内藤直知…昌明を父に持ち、保科正俊、内藤昌豊と言う武田家の猛将を祖父に持つ
武田家滅亡の折に昌明によって真田家に預けられていた
(父と兄は北条家に仕えた)
「信幸様?やはり、この策で幸村様と戦うのですね?」
「直知、納得いかないか?」
「いえ…そういう意味では…」
「フっ関羽殿や幸村と打ち合ってみたかったか」
「はい!!」
「そうか、幸村はともかく、関羽殿とは実現するかもしれぬな…」
「?」
直知は疑問の顔を浮かべている…
「ハハっ始まってみれば分かるであろぅ」
「はぁ?」
「よし、そろそろ時間じゃな行くぞ」
「はい!!」
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