#2-大好きな君へ

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大好きな君へ手紙を書いたんだ。下駄箱に入れておいたんだ。間違えるわけがなかった。だから黒板に貼られた手紙は君が貼ったんだよね? 『君の事がずっと好きでした。良ければ僕と付き合ってください。 ○○より』 簡単な言葉を並べただけだよ。おかしな事は書いてないよ。なのに君はどうしてそんな事をしたのかな? その日僕は早退したんだ。だって恥ずかしくて教室にいれなかったから。学校に居れなかったから。 それからなんだよ。登校拒否になったのは。 君は毎日が楽しいよね。だけど僕は 僕は… さて… 明日は、いよいよ計画を実行する日だ。
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