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二回目のナオヤの家。
車を止めるとナオヤについて
家に向かう
「お邪魔します~」
ナオヤは玄関を先に行って
部屋の電気をぱちぱち付けている。
アリスは靴を脱ごうと
屈んだ
その時
ふいに下駄箱の下に投げられている
細いストラップの
ヒールがあるサンダルが目に入った。
見た瞬間
やっぱりな、と思う気持ちと
うまくやってよ…という気持ち
そして気がついた罪悪感
色々な気持ちが一気に押し寄せた。
目に焼き付いた
サンダルは、今でも鮮明に覚えている。
少しくたびれていて
でもなんか強さも感じて
きっと強い女の人なんだと
ただそれだけなのに、感じた。
ナオヤの彼女…
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