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「それより、制服が濡れてるよ…?」
洗い物の水しぶきが飛んだらしく、着ているブラウスがびっしょり濡れていた。
「あ…。
冷たいと思ったら…」
「着替えてきなよ…?
部活までまだまだ時間あるし…」
「分かりました…♪
それじゃあ失礼します…。
また後で来ますんで…」
彼女を外まで送り、彼女は自宅マンションの前でこっちを見ていた。
それで俺に向けてなのか、手を振っていた。
俺が手を振り返すと、彼女はにっこりと微笑んでマンションに入っていった。
部屋に戻ると乾燥機が止まっていたから、中身を取り出して畳んだ。
そしてその後、残ってる洗い物を片付けて、一息入れていた。
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