天気が良いときゃ外に出ろ。

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「別に良いじゃん! うちの学校も自由登校だし、やること無いから遊びに来たんだよっ!」 「ふぅーん……んで、雅は進学どこに決まったんだ?」 「私はね、立志館大学だよ。」 「お、なんだ。雅も西か 未柑、お前1人じゃなくて良かったな?」 それぞれの進学先も分かり、晴が何故、今日学校に呼ばれたのかを質問すると…… 「じゃーんっ!!」 そう叫びながら杏也が手作り感溢れる薄い冊子を晴に手渡す。 「なんだ?コレ?」 冊子を開いて見てみると中には『春の大お泊り大会』と書いてある。 日付は春休み。 メンバーはいつもの8人。 そして場所は晴の家。 「聞いてないんだけど……?」 「大丈夫大丈夫! 晴が忙しそうだったから、勝手にこっちで晴の家の人に了承取っちゃったから♪」 楽しそうに話す明に尋ねる。 「コレ、香織は知ってんのか?」 「ううん、知らないよ。 合格決まってから言うつもりだったから。」 さっきの電話でもそんな話は少しも出て来なかったし、予定が分かったら、また連絡するって言ってたくらいだからなぁ。 「香織には俺から伝えとく。」 「本当?助かるぅ♪」
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