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お母さんは流産の辛さをわかってくれた
私は仕事に行かず毎日部屋で泣いていた
お父さんはちょうどいいと思ったにちがいない
お母さんはそんなお父さんと最近喧嘩ばかりしている。少しは花の気持ちわかりなさいと…
携帯の履歴には伊藤さんの文字が列んでいた
多分お兄ちゃんに聞いたんだろう、流産の話し
電話にでたら『あんたのせいだ！』と罵ってしまうのが怖かった
私はサエにこのことをいった
『罵ってやればいいのよ。自分のしたことがどんなにひどいことか、思い知らせてやればいいの！』
サエと話しをしてて、私は一度伊藤さんに会ってみようと思った
今の自分の惨めな姿を見せたかった
長瀬さんとも別れさせられた、抜け殻みたいな私を
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