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私の人生
私は伊藤さんをあのカフェに呼び出した
そして川側のテーブルについた
『いいお店だね』
『朝は綺麗よ…川に朝日があたってキラキラしてる』
『身体大丈夫?俺のせいだな…』
『この店であの人と知り合って、世間話ししたりしてた。ここのモーニングコーヒーはすごく美味しくて…』
『俺はプロポーズ断られていろいろ調べたんだ…興信所つかったりしてさ。でもお兄さんと出会ったのは偶然だった』
『今日会ったらあなたのこと罵るつもりでいたの。私と彼引き離して満足?流産してザマアミロでしょ?ってね
でもお店入ったらそんな気持ち無くなった(笑)反対に気持ちが落ち着いて…やっぱり私はあの人が好きなんだなって思えた』
『やっぱり俺じゃだめなのか?』
『流されて結婚して、お互い幸せになれると思う?あんなことあって…修復なんてできないし、私はいつかズレがでると思うわ』
『完全拒否?』
『伊藤さんはいい人よ…だからこれ以上幻滅させることしないで』
『わかったよ…でも彼と一緒になるのは難しいぞ』
『わかってる。そのくらいの覚悟あるわよ』
私の人生だもの…私が決めなくてどうするの
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