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ただ闇だけが広がっていた 「政宗様」 「なんだ?」 ただこの世界が闇に閉ざされず色彩も形も有ることを知れたのは、この男の勇気と忠義 「…何を見ておられます、その目で」 「そうだな…REDって答えると困るよなぁ?」 始めに見たのは紅 「…間違って居たのやもしれませぬ」 「それはお前の考え過ぎだろう。過保護過ぎるぜ」 世界はただ紅く染まる 己の道はただ一つ 「梵天丸様」 「なんだ?」 「…天下を」 「…わかってるよ」 知らぬが仏 だけど俺は仏などに興味は無い ただ、この男が悔やまぬように
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