565人が本棚に入れています
本棚に追加
蜜柑「あ…起きたんや‼」
美羽「え…」
蜜柑「じいちゃん‼目を覚ましたで‼」
蜜柑がそう言うと祖父がやってきた。
「これこれ、蜜柑。もう少し静かにな」
蜜柑「はーい…」
美羽「あの…」
美羽は少し戸惑った様子で蜜柑と祖父を見た。
「あ、すまないね。君は道で倒れていたんじゃ。それをわしと蜜柑が発見して家まで運んだんじゃ」
美羽「ありがとうございます…。
あの…蜜柑って…」
蜜柑「ウチのことや。ウチは佐倉蜜柑や。よろしくな😃」
美羽「……‼(蜜柑って…。この子が柚香さんの…)」
蜜柑「どうしたん?」
急に黙ってしまった美羽を蜜柑は心配した。
美羽「いえ…何でもない…」
蜜柑「そう?ならええけど…。あんたは名前何て言うん?」
美羽「北沢美羽…」
蜜柑「美羽ちゃんやな」
美羽「……。美羽でいい…」
蜜柑「じゃあウチも蜜柑でええよ😃」
蜜柑と美羽が仲良くなるのにそれ程時間はかからなかった。
最初のコメントを投稿しよう!