第1章†出会い

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蜜柑「あ…起きたんや‼」 美羽「え…」 蜜柑「じいちゃん‼目を覚ましたで‼」 蜜柑がそう言うと祖父がやってきた。 「これこれ、蜜柑。もう少し静かにな」 蜜柑「はーい…」 美羽「あの…」 美羽は少し戸惑った様子で蜜柑と祖父を見た。 「あ、すまないね。君は道で倒れていたんじゃ。それをわしと蜜柑が発見して家まで運んだんじゃ」 美羽「ありがとうございます…。 あの…蜜柑って…」 蜜柑「ウチのことや。ウチは佐倉蜜柑や。よろしくな😃」 美羽「……‼(蜜柑って…。この子が柚香さんの…)」 蜜柑「どうしたん?」 急に黙ってしまった美羽を蜜柑は心配した。 美羽「いえ…何でもない…」 蜜柑「そう?ならええけど…。あんたは名前何て言うん?」 美羽「北沢美羽…」 蜜柑「美羽ちゃんやな」 美羽「……。美羽でいい…」 蜜柑「じゃあウチも蜜柑でええよ😃」 蜜柑と美羽が仲良くなるのにそれ程時間はかからなかった。
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